およそ20年前に移築した古民家は、南風原町にあったもので、終戦直後に、ハワイ帰りのお金持ちが、部落民を総動員して作らせた、家だそうで、使われている材料は、チヤーギ、(いぬまき)。ゆしぎ(三味線の材料)。など今では全く手に入らなくなったものが多く使われています。  また、昔の伝統的建築法は、切ってきた木をすぐに使うのではなく、10年ほど池や浜辺で寝かすことで、木のひずみを防ぎ、防虫効果も高まったそうです。そして、木の自然のそりをうまく利用することで,瓦の重みに耐える構造になっています。  残念なことに、現在は、材料が手に入らないだけでなく、昔の手法で家を造れる大工もいません。また、古い家を移築するにも、移築の価値がある家を探すのは大変難しいようです。私も探すのに10年かかりました。

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